最近、「UGC動画をやりたい」という相談が増えています。ただ、私たちが提案しているのは厳密には「UGC風動画」です。本物のUGCはユーザーが自発的に投稿するもので、企業が依頼した時点でそれはUGCとは呼べません。このコラムでは、UGCとUGC風動画の違いから、なぜUGC風動画が今これほど効くのか、使い方まで、実際の運用経験をもとにまとめました。
SECTION 01
UGCとは何か・本来の意味
UGCとは「User Generated Content」の略で、ユーザーが自発的に作って投稿したコンテンツのことです。企業や広告代理店が関与していない、純粋な第三者の声や体験。Instagramの「これ買ってよかった」投稿、TikTokの開封レビュー、Googleマップの口コミなど、あらゆるユーザー発信のコンテンツがUGCに含まれます。
重要なのは「企業が関与していない」という点です。これがUGCが信頼される一番の理由で、見る人にとって「同じ消費者の声」として受け取られます。企業がいくら「良い商品です」と言っても、見ず知らずの誰かが「これよかったよ」と言うほうが刺さるのは当然で、そこにUGCの本質があります。
UGCは「企業が作らせたもの」ではなく「ユーザーが勝手に作ったもの」。
SECTION 02
UGC風動画とは?UGCとの違い
企業が関与して作った動画は、UGCではありません。企業が提案・制作できるのは「UGC風動画」です。
| 本物のUGC | UGC風動画 | |
|---|---|---|
| 制作者 | ユーザーが自発的に | 企業が依頼したクリエイター |
| 企業の関与 | なし | あり(PR表記が必須) |
| コントロール | できない | 内容・本数・タイミングを設計できる 計画的に動ける |
出演者は「UGCの起爆剤」
出演者への依頼はUGCそのものではありませんが、本物のUGCを増やすための起爆剤として機能します。出演者が紹介することで商品の認知が広がり、「実際に買って使ってみた」一般ユーザーの投稿が自然と増えていく。この流れを意図的に作ることが目的です。
UGC風に見せるための主な工夫
演出のポイント
- スマホ撮影:少し手ブレがある程度の「素人感」を残す
- 自撮り構図:本人がカメラに向かって喋る、手元で商品を使う自然なカット
- NO台本感:「えーっと」「これ本当にすごくて…」という日常会話のようなトーン
注意点
- PR表記必須:どんなにUGC風に仕上げても「PR」の表記がないとステルスマーケティングとなり違法です。
SECTION 03
なぜUGC風動画が今これほど効くのか
UGC風動画がここまで注目されているのは、「広告っぽくない雰囲気」が見る人の受け取り方を変えるからです。
私たち自身もそうですが、SNSを開くたびに広告が流れてくる環境に慣れすぎて、企業発信の動画はほぼスキップされます。逆に「普通の人が話してる動画」は思わず止まって見てしまう。
ネットで買い物するのが当たり前になってから、商品ページだけ見て即購入する人はかなり減った印象があります。「使ってみた動画」を探してから買う、という行動が普通になっています。
保存・コメント・シェアが多い動画ほど表示されやすい仕組みになっています。リアルな体験談はこれらの数字が出やすく、広告費をかけなくても届く範囲が広がることがあります。
SECTION 04
数字で見る効果
「感覚的によさそう」だけじゃ社内を説得できない、という方向けにデータも整理しておきます。
SECTION 05
従来の広告動画との違い
「作り込んだ動画の方がいいでしょ」というご意見をいただくので整理しておきます。
| UGC風動画 | 従来の広告動画 | |
|---|---|---|
| 制作者 | 一般ユーザ・出演者 リアル | プロの制作チーム |
| 映像品質 | スマホ撮影・カジュアル 親近感 | 高品質・スタジオ撮影 |
| 信頼性 | 第三者の声・リアルな体験 高い | 企業発信・演出あり 懐疑的に見られやすい |
| コスト | 低コスト 効率的 | 高コスト |
| 拡散 | SNSアルゴリズムと相性◎ 高い | 広告費が必要 |
| 制作量 | 短期間で大量生産可能 スケール | 制作期間・費用がかかる |
どっちが上というより、役割が違うと思っています。ブランドのイメージを作るには質の高い広告動画が必要だし、「実際どうなの?」という疑問を解消してコンバージョンにつなげるにはUGCが強い。この違いを理解して使い分ける必要があります。
SECTION 06
UGC風動画の主な使い方
UGC風動画の使い方は大きく3パターンあります。
① SNS広告のクリエイティブに使う
出演者に撮ってもらった動画を、そのままInstagramやTikTokの広告として配信する方法です。「広告っぽくない見た目」のまま出せるのでスキップされにくいメリットがあります。
② 自社のSNSアカウントに投稿する
出演者に作ってもらった動画を自社の公式アカウントでもシェアします。企業が自分で作った動画より「ユーザーの声を紹介している」感が出るので、フォロワーの受け取り方が変わります。
③ 商品ページやLPに埋め込む
購入を迷っている人が「実際に使っている様子」を動画で見られる状態を作ると、テキストのレビューより背中を押しやすくなります。ECサイトのLPに組み込むと離脱率の改善につながるケースがあります。
特にUGC風動画が刺さりやすい商材
- コスメ・スキンケア(ビフォーアフターや使用感が映像で伝わる)
- ファッション・アパレル(着てみたときの雰囲気が参考になる)
- 飲食・食品(食べる瞬間の表情や反応が共感を呼ぶ)
- エステ・脱毛・整体などの体験型サービス(施術の様子を見せられる)
- ガジェット・家電(開封から使い始めまでの流れが見える)
SECTION 07
FCW|撮影・編集まで丸投げOK
「UGC風動画をやってみたいけど、出演者の探し方がわからない」「撮影や編集まで社内では回らない」—そういう企業様も多いかと思います。弊社では、UGC風動画制作の全工程をまとめてお任せいただける体制を整えています。
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01ヒアリング・方向性の整理
誰に何をどのように届けたいか。最初にしっかり擦り合わせさせていただきます。
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02出演者の選定・交渉
ターゲット層と合う出演者をリサーチして候補を出します。交渉・契約周りも対応いたします。
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03台本・撮影ガイドの制作
「自然に見えるけど、ちゃんと伝わる」動画にするための構成を作ります。出演者が撮りやすく、かつ企業側の伝えたいポイントを外さない内容に仕上げます。
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04編集対応
素材を受け取ったら編集・テロップ挿入まで対応します。Instagram用・TikTok用・広告用など、使い回しやすい形で複数納品することも可能です。
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05配信・広告運用との連携
作って終わりではなく、そのまま広告配信や自社SNSの運用までつなげられます。効果を見ながら改善していくところまで一緒にやれるのが、私たちの強みだと思っています。
制作だけ、運用だけ、という会社はたくさんあります。弊社では制作から広告運用・SNS運用まで社内で完結できます。福岡を拠点に全世界対応しています。
SECTION 08
よくある質問
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UGCとUGC風動画、結局どっちがいい?
本物のUGCは企業側でコントロールできないので「集める・活用する」という関わり方になります。一方UGC風動画は内容・本数・タイミングを設計できるので、マーケティング施策として動かしやすい。どちらか一方ではなく、本物の口コミが増えてきたらそれを活用しつつ、同時にUGC風動画も制作する、という組み合わせが理想です。
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どのSNSに対応していますか?
Instagram(リール・フィード・ストーリーズ)、TikTok、YouTubeショート、X(旧Twitter)など主要なSNSは対応しています。「どこに出したいかまだ決めていない」という場合も、一緒に考えます。
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ステマ規制は大丈夫ですか?
2023年10月から景品表示法でステルスマーケティングが規制されています。UGC風動画はPRである以上、必ずPR表記が必要です。ルールを理解した上で対応しているので、安心してお任せください。
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福岡以外の会社でも依頼できますか?
全世界対応しています。オンラインでのやり取りがメインになりますが、これまでも九州外の企業さんから依頼をいただいています。
撮影・編集・配信まで丸投げOK
話だけでも聞いてみたいという段階でも
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